ロシア・プレミアリーグ 第6節
HOME SCORE AWAY
トム・トムスク 0-0 ゼニト
CSKAモスクワ 1-1 ロコモティフ・モスクワ
アムカル 0-1 ルビン・カザン
アラニア・ウラジカフカス 2-1 シビル・ノヴォシビルスク
テレク・グロズヌイ 1-1 ディナモ・モスクワ
サトゥルン 0-0 スパルタク・モスクワ
スパルタク・ナリチク 1-0 クリリア・ソヴェトフ
アンジ・マハチカラ 1-2 ロストフ

好調ナリチクは、フリーキックを得意とする右サイドバックのキセンコフが40メートル近い長距離砲を沈め(動画)、クリリアに快勝。首位を堅持した。

これを追う無敗の3チームはそれぞれ中位のチームと対戦。ゼニト、CSKAが勝ち点1に止まるなか、王者ルビンはナトホの移籍後初ゴールでアムカルを下し、2位へ浮上している。なお、CSKAとゼニトはテロの影響で延期となった第4節の直接対決が4月28日に予定されており(※前回の記事では4月14日と書きましたが誤りでした。申し訳ありません)、この試合の結果によって上位陣の並びは変わってくるだろう。一方、アラニア対シビルという昇格組による逆天王山は、アラニアがホームで逆転勝利。嬉しい今季初白星を手にした。


Pick Up Player
キリル・コンバロフ Kirill Kombarov/Кирилл Комбаров
ディナモ・モスクワ所属
背番号 7
1987年1月22日生まれ
ロシア
181cm / 71kg

ドミトリー・コンバロフ Dmitry Kombarov/Дмитрий Комбаров
ディナモ・モスクワ所属
背番号 9
1987年1月22日生まれ
ロシア
181cm / 69kg

ディナモの宝、双子のコンバロフ兄弟。共にテクニカルなサイドアタッカーだが、スピードがあり汎用性の高いキリル、左利きでキックの精度を生かすドミトリーと、タイプは異なる。スパルタク・モスクワの下部組織時代にコーチに反抗して兄弟共に除名され、ディナモへ入団。以前は兄弟で両ウイングを務めることが多かったが、今季は主に両サイドバックとして使われている。元U-21代表。


CSKAモスクワ 第7節の対戦相手
4月24日(土) 14:00 (日本時間19:00)  シビル戦<Away>

シビル・ノヴォシビルスク

ノヴォシビルスクはシベリア連邦管区の中心都市。シビルは昨季2部2位でプレミアリーグ初昇格を果たしたが、ここまで1分け5敗の最下位。退場者をすでに4人(うちボランチのマカレンコが2回退場)を出していることからも分かるように、守備が堪えきれずにズルズル失点を重ねてしまう試合が目立つ。

【第6節 アラニア戦のスタメン】
9.アレクサンドル・アンティペンコ
今季加入した194cmの大型FW。スピードは無いが動けるタイプ。シュートの重さもなかなかのもの。
11.トマーシュ・チジェク
同じく今季加入。テクニックやスピードに加え、危険なスペースへ入り込むのが上手い。
10.ゲナディ・ブリズニュク
ベラルーシ代表。1トップのアンティペンコをサポートする小柄なアタッカー。ほぼ攻撃的MF。
3.ドミトリ・モロシュ
不動の左サイドバック。攻撃センスに優れ、プレースキックなども担当する。ベラルーシ代表歴あり。
22.イェゴール・フィリペンコ
ベラルーシ代表。スパルタク・モスクワからレンタル中の若手。ボランチとセンターバックでプレー。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手