近年、セリエAのクラブがチャンピオンズリーグ(以下CL)で芳しい成績が上がられていないことを憂う、ミランの副会長ガッリアーニは、イタリアに与えられるCL出場権数が減少することを心配した。

「カルチョポリ(カルチョスキャンダル)がUEFAランキングに影響を与えたことは言うまでもない。実際、今のランキングではブンデスリーガに上を越されてしまっている」

「(今季開幕前の)UEFAランキングではドイツより0.5ポイント低い。今の状態でいくと、2012年からCL出場権の数を失うだろう。もしかしたら、それは2011年から始まってしまうかもしれない」

UEFAランキングは、過去5年間まで遡り、各国クラブの欧州大会での成績を数値化し、それぞれのリーグを順位化したものであるが、今季、CLの舞台でベスト4に残ったチームはインテルのみ。昨季は、ベスト8進出チームはゼロ・・・。近年の成績が重視されるUEFAランキングのシステムでは、かつて「世界最高リーグ」と称賛されたリーグがいつその地位を落としてもおかしくない状況なのだ。

毎年のように欧州王者を争っていた時代は今や昔。栄華を極めたセリエAは名実共に凋落の一途を辿っていると言わざるを得ない。