復活祭のために全試合が土曜開催となったセリエA。スクデット争いを演じるインテル、ローマ、ミランの3チームは全て勝利した。

首位のインテルはホームにボローニャを迎えた。注目はチームとモウリーニョへ謝罪したバロテッリの復帰。先発出場し52分に追加点を挙げた。インテルはチアゴ・モッタのドッピエッタを含めた3得点でボローニャを一蹴。首位をキープした。

2位ローマはアウェイでバーリ戦。トッティがスタメンに復帰し、トーニと2トップ。絶好調のヴチニッチが左サイドに入って決勝点を奪った。難敵バーリを退け、インテルとの勝ち点1差をキープすることに成功した。

3位のミランのアウェイでカリアリと対戦。ミランは出場停止のピルロとロナウジーニョが復帰。ミランホームの試合同様に派手な展開に。前半だけで両チームが5点を奪う試合となったが、最終的にはオウンゴールでミランが勝ち越した。

CL出場権争いを繰り広げるナポリはラツィオ相手にドロー。サンプドリアはパッツィーニの決勝ゴールで勝ち点を51へ伸ばした。ユヴェントスはナイトゲームでウディネーゼと激突する。

しかし、今節の注目カードはトップ3ではない。森本貴幸の所属するカターニアがホームにパレルモを迎えるシチリア・デルビー。4位のパレルモはアタッカー陣が絶好調だが、残留争い中のカターニアにとっては、ホームで勝ち点を奪いたい一戦。日本時間26時にキックオフの恐怖のデルビーで森本は再び男を上げる事ができるか?

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