Arsenal
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2
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0-0
2-2 |
2
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Barcelona
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ウォルコット セスク(PK) |
69' 85' |
得点者
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46' 59' |
イブラヒモヴィッチ イブラヒモヴィッチ |
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マン・オブ・ザ・マッチ | |
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UEFA.com ユーザー選定 | Qoly.jp 選定 |
メッシ (バルセロナ) | ウォルコット (アーセナル) |
絶対的不利が予想されたアーセナルが、2-0のビハインドから食らい付いた。
試合開始と同時にバルサが猛攻を仕掛け、開始から15分の間に放ったシュートは9本。そのうち、5本は枠内を捉えており、アルムニアの獅子奮迅の活躍がなければ、この時間で試合は決まっていただろう。
しかし、一時はイングランド代表への“鞍替え”が待望されたほどの実力者である守護神の活躍で無失点に抑えるが、トップ下のメッシ、中盤の後ろにチャビ、バックラインにピケという、起点となり得る選手を各所に配置させることで可能となる圧倒的なボールポゼッションは、“ヤングガナーズ“にボールの取り所を与えず、「チェックに来ればいなす。チェックに来ればいなす」の繰り返しで反撃のスキを与えない。
その芸当のクオリティーの高さは、イングランドにおいて、最高クラスのパスサッカーで観客を魅了しているアーセナルの比でなかった。
試合は後半になり、ようやく動く。
後半戦の開始を告げるホイッスルが鳴り響いたのも束の間、不安定なディフェンスラインをかいくぐったイブラヒモヴィッチが、ピケのロングフィードを呼び込んで先制点を奪取すると、それから13分後にも再びイブラヒモヴィッチ。
故障をおしての強行出場となったギャラスが前半途中で退いたことにより、その穴埋めをソングが行うこととなったが、急造のディフェンスラインを崩すことは、世界最高峰のストライカーにとっては容易なことであった。
ホームゲームで2得点を奪われるという、アーセナルにとっては最悪な展開。だが、絶体絶命のピンチをイングランド代表ウィンガー、“ガラスのシオ”こと、シオ・ウォルコットが救う。
サニャに代わって、66分から出場したウォルコットは、アルシャビンの負傷交代によって務めていた右サイドハーフから右サイドバックに下がったエブエと連動し、バルサの左サイドに強襲を仕掛け、69分に裏に抜け出してのゴールで反撃の狼煙を上げると、チームの攻撃マインドも飛躍的に上昇。
前半戦にはあり得なかった(というより、出来なかった)、手数をかけた厚みのある攻撃でバルサを混乱に陥れると、85分にはプジョルのファールを呼び込んだセスクの飛び出しでPKを獲得。テーピング姿が痛々しい、頼れる若きキャプテンが自らものにし、遂に同点。
結局、この得点を最後に両者は2-2で引き分けとなったが、あっという間に形勢が変化した、スピーディーなゲーム展開は両サポーターに満足感を与えたに違いない。
カンプ・ノウでのリターンマッチは、現地時間で4/6 20:45に行われる。
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