2010年6月11日の開幕まで約3ヶ月。各国はワールドカップへ向けて、ギリギリまでチームの強化・調整を続けている。その一貫として、残りわずかとなった国際Aマッチは費やされる。Qolyではワールドカップへ向けた各国の状況をAマッチの結果を中心にリポートしていく。
まずは3月3日の行われた試合の中からコートジボワールと韓国の一戦をピックアップ。
| COTE D'IVOIRE | 0 | 0-1 0-1 | 2 | KOREA REPUBLIC | 
|---|
| 得点者 | 4' 90' | イ・ドング カク・テヒ | 
|---|

| 選手交代 | |
|---|---|
| 58' | ファエ ← B・コネ | 
| 69' | サノゴ ← ディンダヌ | 
| 82' | ゾロ ← メイテ | 
| 84' | ドゥンビア ← A・ケイタ | 

| 選手交代 | |
|---|---|
| 46' | キム・ナミル ← イ・ドング | 
| 46' | アン・ジョンファン ← イ・グノ | 
| 62' | カク・テヒ ← イ・ジョンス | 
| 78' | キム・ジェソン ← キ・ソンヨン | 
アジアの虎はコートジボワールを一蹴した。本大会まで残り100日を切ったというにも関わらず、未だに代表監督が決まらずに苦悩する“エレファンツ”が相手とはいえ、完成度の高さは注目に値した。チームの主軸はマンチェスター・ユナイテッドで好調を維持するパク・チソン。そして、モナコで10番を背負い、怪我明けでこの試合を欠場したパク・チュヨンの存在も見逃せない。欧州で活躍する選手も多いが、この試合では“レジェンド”と言って過言ではないアン・ジョンファンが久々の代表復帰を果たしている。仮想ナイジェリアであるコートジボワールを一蹴した事実は、グループリーグ突破へ向けて視界良好と言えよう。
対するコートジボワールはネイションズカップから迷走を続けている。世界最高峰のストライカーであるディディエ・ドログバなどタレントは4年前と同様に高いクオリティを有するも、チームとしての完成度はいまいち。ブラジル、ポルトガル、北朝鮮と同居する死のグループを突破するために残された時間は少ない。監督交代はカンフル剤となるか?
続いては、仮想チリを目論むスイスと、仮想フランスを目論むウルグアイの一戦。
| SWITZERLAND | 0 | 0-1 0-1 | 2 | URUGUAY | 
|---|
| インラー | 29' | 得点者 | 35' 49' 87' | フォルラン スアレス カバーニ | 
|---|

| 選手交代 | |
|---|---|
| 46' | フォン・ベルゲン ← ロッシーニ | 
| 46' | シュビヒャー ←ツィークラー | 
| 46' | シャキリ ← キウミエント | 
| 46' | バルネッタ ← シャキリ | 
| 46' | ブニャク ← シュトレラー | 
| 46' | G・フェルナンデス ← ベーラミ | 

| 選手交代 | |
|---|---|
| 46' | アブレウ ← フォルラン | 
| 46' | ロデイロ ← J・マルティネス | 
| 62' | リオス ←ガルガーノ | 
| 62' | カバーニ ← スアレス | 
| 82' | S・フェルナンデス ← J・マルティネス | 
共に新たな戦力の見極めを行いながらの戦いとなったが、ウルグアイが地力を見せ付けた格好となった。キャプテンを任されたインラーがPKで先制するも、前半戦から崩壊していた守備組織は失点に失点を重ね、気が付いてみると3失点。組織力で戦わざるを得ないスイスとしては、本大会に向けて不安が残る結果となった。
 
				



 
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