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■ バルセロナ 4-0 シュトゥットガルト (Agg 5-1) (エトー 78')
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バルサの心臓部であるシャビが故障したということもあり、ここ最近試用している4-2-3-1という形を継続したバルセロナ。しかし、結果的にはこの布陣変更が功を奏した。トップ下で起用されたメッシは、右サイド時よりも自由を手にすることで、アナーキー且つ理にかなったポジショニングでボールを受け取り、相手守備陣の痛点を突きまくる。運動量や守備意識には不満が残るものの、そこを補ったのが右サイドで起用されたペドロ。素早い攻守の切り替え、時にはディフェンスラインまで戻る献身的なディフェンスは“隠れMVP”に挙げても差し支えないだろう。その攻撃センスや得点力はもちろんだが、“ペドリート”がグアルディオラから絶対的な信頼を受けている所以はここにもあるのだ。終始、一方的な試合展開で順当に勝利を果たしたバルサ。 メッシの独り舞台のようなゲームのようにも映ったが、その陰でグアルディオラのサッカーを支える“小さな仕事人”の姿も感じ取れた。
マン・オブ・ザ・マッチ |
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メッシ (バルセロナ) |
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■ ボルドー 2-1 オリンピアコス (Agg 3-1) (グルキュフ 5'、シャマフ 88') (ミトログル 65')
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チャンピオンズカップ時代を含めてアウェイでの勝利数は2という、正真正銘の内弁慶クラブであるオリンピアコス。今回もそのレッテル通りの結果に終わった。しかし、この敗戦を批判するよりもボルドーの美しいサッカーを称賛したほうが賢明だろう。自陣に入り込んできたボールホルダーをきっちりとダブルマーキングを行い、危険地帯や取り所ではトリプルマーキングで囲い込む守備戦術は、ベスト8をかけて戦ったチームの中で最も高品質なものであったと言えるだろう。グルキュフという絶対的エースのFKで先制した後、ニコポリディスの好守にも阻まれ、なかなかゴールに近づくことが出来ず、後半終了間際にシャマフのゴールでやっとの思いで勝ち越したと言えなくもないが、彼らが築き上げたソリッドなディフェンスは、今後も対戦相手を苦しめることは間違いないだろう。
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グルキュフ (ボルドー) |
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