直近の6試合をわずかに1勝という成績で終え、「圧倒的な勝利を求めるロマン・アブラモヴィッチの不満が蓄積中」であるというシニカルな噂が飛び交っているが、「それがどうした」と言わんばかりに、カルロ・アンチェロッティは「解任される恐怖はまったく感じていない」と一蹴した。
「ロマンとの会話の中でこの手の話題がでたことはないが・・・」と前説を加えた上で、「例え試合に勝てなかったとしても、ロマンが私を解任するとは決して思わない。私のやるべきことは、これまで他のクラブでやってきたことと同じように、チェルシーでベストを尽くすことだと考えている」とアブラモヴィッチとは信頼関係が築かれていることを誇張。
イタリアでメディアから数々の嫌がらせを受けてきた、アンチェロッティ。この類の“仕掛け”に対するいなし方はさすがと言ったところか。

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