インテルやウルグアイ代表で長年プレーし、日本でも知名度の高いアルバロ・レコバ(33)の新たな移籍先の情報が錯綜している。
2008年に加入したギリシャのパニオニオスとの契約を今月になって解除したレコバだが、「最低でもあと2年はハイレベルなプレーが出来る」と、まだまだ現役を退く考えがないことを言明。しかし古巣インテルなど、イタリア、スペイン、イングランドといった主要リーグで優勝争いをするようなクラブへの移籍が不可能なことは本人も認識しており、1997年以来となる国内への復帰が噂されている。
移籍先としてまず名前の挙がるのがダヌビオだ。ダヌビオは1993年、レコバが17歳の時にデビューを飾り、そのシーズンの新人王を獲得するなど、これまでも自身が愛着を表明している特別なクラブである。しかし「親友アントニオ・パチェコ(ペニャロール)と共にプレーしたい」とペニャロールへの加入を匂わせる旨の発言もしており、そうなればかつて所属したライバルのナシオナルやそのサポーターも黙ってはいないだろう。他方で国外からはアルゼンチンのラシン・クラブ、サン・ロレンソなどが関心を寄せるなか、リーベル・プレート加入の可能性が高いとも報じられている。
今回のパニオニオスとの契約解除は怪我などが理由ではなく、一部で来年のワールドカップ最終メンバー入りへの可能性を探っているとも伝えられた。ただレコバが最後に代表でプレーしたのは2007年のコパ・アメリカまで遡る。当時も現在と同じワシントン・タバレス監督であったが、プレーオフの末に出場権を勝ち取った2010年のワールドカップ南米予選には一度も招集されておらず、仮に国内へ復帰して活躍したとしても選出の可能性は低いと言わざるを得ないだろう。

◆Noticias(ノティシアス)とはスペイン、ポルトガル語でニュースの意。ここでは南米の情報をお届けします。

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