先月、成績不振により、ポーツマスを後にすることとなったポール・ハートであったが、再就職先探しは思いのほか容易であったようだ。
12月7日、チャンピオンシップの対ワトフォード戦を1-3で落としたQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)は、チームを指揮するジム・マジルトンの解任を発表。今週月曜日に行われた、WBAとの試合は、ユースコーチのスティーヴ・ガレンとマーク・バーチャムが代行を務め、なんとか2-2のドローで凌いだが、ようやく“本職”がお出ましする運びとなった。
しかし、新たな仕事場を得たとは言え、ポール・ハートに課せられたタスクはこの上なく厳しい。毎年のように昇格を目標に掲げつつ、ここ数シーズンは鳴かず飛ばずの結果に終始。昨季は11位、今季も12位と不振中の“フープス”を立て直すことは困難を極めるのも事実である。
ちなみに、この監督交代は、イタリア人チェアマン、フラヴィオ・ブリアトーレがQPRの責任者となった、2006年8月から数えて、9度目。この約3年間で、ルイジ・ディ・カーニオ、イアン・ダウィー、パウロ・ソウザらフットボール界の有名人も名を連ねたが、誰一人として、魑魅魍魎が巣食うF1界で名を残した敏腕実業家の欲求を満たせてはいない。


ドライバーへの指示で故意に事故を起こさせたとして、
F1界から永久追放されたブリアトーレ


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