スポーツソウルは、「慶南FCのアン・チョンボク社長は、韓国ツアーをキャンセルしたQPRに賠償請求をしないことを明かした」と報じた。

イングランド・プレミアリーグのQPRは、先月末に今夏の韓国ツアーを実施する方針を固めていた。慶南FCは公式ホームページで『7月19日にQPRとの親善試合を行う』と発表していた。

しかしその後、2部への降格が決定したQPRのハリー・レドナップ監督とトニー・フェルナンデス会長が、来季の方針を話し合う中で、韓国ツアーの中止を決定。発表からひと月も経たずにキャンセルされることが決まった。

記事によれば、アン・チョンボク氏は電話インタビューに対してこのように答えたという。

スポーツソウル

アン・チョンボク

「2日前にQPRから連絡がきた。明確な契約違反であるため異議申し立てをするかどうか悩んだが、パク・チソンのために違約金などの賠償請求はしないことに決めた」

「パク・チソンは今季を最後にQPRを離れる可能性が高い。親善試合出場を約束した契約のために移籍に障害が出たり、難しい立場にしたくはない。こちらも譲歩することを提案した。大局的な見地で下した決断だ」

「報道資料を通じて述べたように、慶南FCは今年中にヨーロッパの名門クラブを招いて親善試合を行うことを目指している。パク・チソンがプレミアリーグのクラブにレンタル、または完全移籍をした場合、そちらと親善試合を行えるように調整したい。関心を持って見守ってほしい」

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