川崎フロンターレは5日、明治安田J1リーグ第33節でFC町田ゼルビアと対戦し、4-1の逆転勝利を収めた。

序盤からペースを握った川崎は13分にカウンターから中島裕希の先制点を許すも、三浦颯太と山田新のゴールで前半のうちに逆転。後半もエリソンのPKとマルシーニョのダメ押し弾で突き放した。

快勝と言える試合だったが、三浦の同点弾が決まった直後の31分にアクシデント。センターバックの高井がベンチに足を痛めたことを伝え、丸山祐市と交代でピッチを後にした。

先月の中国戦で日本代表デビューを飾り、今週発表された10月シリーズのメンバーにも名を連ねていた高井。今月は大事なサウジアラビア戦とオーストラリア戦ということで、20歳のDFは交代前にピッチ上で悔しさも表していた。

試合後、高井の状況について尋ねられた川崎の鬼木達監督は「現状、筋肉系のトラブルというところです。どれくらいかはちょっとわからないです」とコメント。

代表合流に関しては「まだちょっと診断もついていないので。ただどうでしょうね…早い段階で退いているのでちょっと難しいのかなという思いもありますけど、調べてみないと分からないです」と明かしている。

なお、高井は試合後ミックスゾーンの場には現れなかったが、町田から期限付き移籍のためこの日メンバーから外れた山口瑠伊と一緒に近くを通った際には、いつも通りの笑顔を見せていた。

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日本代表は、10月10日(木)にアウェイでサウジアラビアと、15日(火)にホームの埼玉スタジアム2002でオーストラリアと対戦する。

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