5日に行われたUEFAネーションズリーグの試合で、なんとサンマリノ代表チームが創設以来初の公式戦勝利をあげた。

イタリアの中にある小国サンマリノは人口およそ35000人。ユヴェントスやボローニャでプレーした名選手マッシモ・ボニーニの出身地として知られている。

サッカー協会は1930年代に創設され、1990年のEURO予選からUEFAの公式大会に参加。それから全てのEUROとワールドカップ予選に出場している。

チームが初めて勝利したのは2004年4月に行われたフレンドリーマッチで、リヒテンシュタインを相手に1-0という結果だった。

しかしながら公式戦では創設以来一度も勝利がなく、親善試合を含めても20年以上白星から遠ざかっていた。

ところが今回のUEFAネーションズリーグ2024-25シーズンの開幕戦では、第1節からまたもリヒテンシュタインを相手に1-0と勝利。

53分にニコ・センソーリが先制点を決めてそのリードを守りきり、サンマリノ代表は歴史上初の公式戦での白星という快挙を成し遂げることになった。

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サンマリノは現在FIFAランキングで210位となっており、登録されているチームの中では最下位となっている。

一方のリヒテンシュタインは199位となっており、11位ほど格上のチーム。そこに勝ったことでサンマリノのランキングがどうなるのか、今月19日の発表が注目される。

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