今夏にEUROを開催するドイツ。先日発表した暫定的な招集メンバには移民系の選手が9人含まれている。

『WDR』が4月に行った調査では、国民の21%がもっと白人が多い代表チームを見たいと回答していたという(ただし、 65%はこの意見に反対・もしくは強く反対と答えており、大多数は移民出身者が多く含まれている代表チームの構成を肯定的にとらえている)。

そうしたなか、ドイツの公共放送『ARD』が放送するドキュメンタリーで、ヨナタン・ター(現レヴァークーゼン)、ゲラルト・アサモア、シュコドラン・ムスタフィがドイツサッカー界で経験した人種差別について語ったそう。 

ただ、『Bild』によれば、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督とヨシュア・キミッヒは、会見でこの件について聞かれると調査自体に疑問を呈したという。

ナーゲルスマン

「公共放送でこのような質問をすること自体が狂気の沙汰であり、非常識だと思う。ショックを受けた。人種差別的であることには同意する。目を覚ます必要があると感じている。

我々は国民全員のためにEUROを戦う。こんなくだらないアンケートを二度と読まなくて済むようにしたい」

キミッヒ

「チーム内でのこの件は問題にもなっていなかった。ただ、そんなアンケートがあることは事前に聞かされていた。サッカー界で育った人なら誰でも、それが絶対にくだらないことだと知っている。

EURO開催を控えていることを考えれば、国をひとつにするためにこのような質問をするのは馬鹿げている。

ARDのあのような質問は絶対に逆効果だと思う。全く意味がない。大事なのは一丸で大きなことを成し遂げようということ。僕らはチームとして、ドイツ国民が応援してくれるように全力を尽くしている」

ポジティブな空気感をもたらす調査ではないと感じているようだ。

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