バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルに対して差別的なコメントとしたとして批判されていた評論家ヘルマン・ブルゴスが、放送局のモビスターから解雇されたようだ。

ヘルマン・ブルゴスはかつてリーベル・プレートやアトレティコ・マドリーでプレーしたアルゼンチン代表ゴールキーパーで、現役時代はサッカーの傍らロックミュージシャンとしても活動していたことで有名。

このところはコメンテーターとしてスペインの放送局で活動していたが、今週水曜日のチャンピオンズリーグ準々決勝が終わったあとの番組での発言が物議を醸した。

パリ・サンジェルマンに勝利したあと、バルセロナのラミン・ヤマルがボールを使って鮮やかなトリックを見せていた。その映像を目にしたヘルマン・ブルゴスは、「もしサッカーが上手く行かなかったら、彼は信号待ちで仕事をすることになるかもしれないね」とジョークを言った。

これがなぜ差別にあたるかといえば、アフリカなどの発展途上国においては信号待ちで停止した車に近づいてお金を要求する物乞いがいるため。したがってヘルマン・ブルゴスは階級差別や人種差別主義的だと批判を受けることになった。

そしてバルセロナはそれを受けてすぐに「モビスターの取材やインタビューをボイコットする」と通告したという。

モビスターもそれから直ぐに対応を行い、ヘルマン・ブルゴス氏との契約を解除することに決めたとのこと。

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『ESPN』によれば、ヘルマン・ブルゴス氏は「彼のような能力が私にもあったら良いのにと思った。誰も傷つけるつもりはなく、サッカーについて話していただけだった。もし誰かの気分を害したとすれば謝罪したい」とコメントしたという。

また「差別的な意図はなかった。ユーモアが原因でトラブルに巻き込まれることはある。このようなときは全てを受け入れる必要があるし、それを誰もが望んでいる」と自分のジョークが間違っていたことを認めたという。

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