3月8日は女性差別の払拭などを目指して国際的な連帯を示す「国際女性デー」。

そうしたなか、スペインのスポルティング・ヒホンの女子チームが公開した映像が現地で物議を醸している。

女性(女子選手?)がホームスタジアムのピッチ上に白線で女性のシンボルマークを描くというもの。

ただ、『Marca』などによれば、女性に掃除仕事を科すのは不適切(映像の冒頭部分)といった指摘や、「世代を超えて結びつけるシンボル」とされた女性のシンボルマークも不謹慎だという批判があるそう。

ヒホンの女性市長も「このビデオは残念なものであり、スポーツや社会全般が必要としている平等を表していない。ヒホン市長として撤回を求める」とX上に投稿。その後、ヒホンの広報責任者は以下のように謝罪した。

「公開されたビデオの誤りについては、私の責任であり、自分に責任がある。エル・モリノン(ホームスタジアム)でビーナスのシンボルを私たちの選手がどう描いているかを視覚的な強さを全て使って見せようと考えた。その過程で白線を消さなければならず、それがビデオの冒頭部分。そうすることで、シンボルが描かれ、高い視点からくっきりとシャープに見えるようになった。いずれにしても、不必要なシーンだった。お粗末なアイデアだった。申し訳ない」

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なお、現地メディアによれば、ヒホンのピッチを管理する責任者は女性で、スタッフと選手たちからその働きぶりを賞賛されているとのこと。

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