ワールドカップ2次予選、中立地での開催ながらシリアに5-0の完勝を収めた日本代表。

相手が集中した守備で後ろのスペースを消してきたため、前半30分まではシリアペースと言える展開だったが、32分に決まった久保建英のミドル弾によりゲームの流れは一転した。

0-0の状況のなか、選手たちがピッチ上で試行錯誤をしていた序盤戦。それを森保一監督はピッチ脇でどのように見ていたのか。試合後に記者から尋ねられ、以下のように語っている。

日本代表 森保一監督

「選手の判断でいろいろと立ち位置を変えてくれていたかなと思います。一度、名波(浩)コーチが攻撃の部分で選手に伝えてくれたのは、『パスの距離を変える』ということ。その一点だけだったと思います。

選択肢に関しては、練習の時やミーティングで、色々な選択肢があると。相手のこれまでやってきた形も様々な形があったり、展開の中でどう立ち位置を変えていくか、工夫しながらやっていこうというのは試合前にコーチ陣が選手たちに選択肢をより持たせてくれました。

そこを踏まえて、選手が状況に応じて賢く判断してくれたと思います」

今年発足した第2期森保ジャパン。第1期でコーチを務めていた横内昭展氏と上野優作氏はそれぞれジュビロ磐田とFC岐阜の監督に就任し、新たに名波浩コーチと前田遼一コーチを迎えた。

コーチングスタッフの入れ替えを不安視する声もあったが、初陣となった3月シリーズからサイドバックの柔軟な立ち位置など“名波色”のチーム改革が見られ、6月以降はここまで8戦全勝、34得点5失点という見事な成績を残している。

今回のシリア戦も名波コーチが選手たちにアドバイスを送り、ピッチ内にアイデアをもたらしていたという。

それがこの試合でどこまでうまく作用したかは分からないが、ここまでの結果を見れば少なくともコーチングスタッフの入れ替えはプラスに働いていると言えそうだ。

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さらなる進化を遂げている森保監督の日本代表。次戦は来年1月1日、アジアカップに向けた強化試合としてタイ代表と国立競技場で対戦する。

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