イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンは25日、「アルビオン・アナリスティックス:三笘薫が過去12ヶ月で残した影響」という記事を掲載した。

ベルギーのユニオン・サン=ジロワーズに貸し出されたあと、昨年夏にブライトンへと合流した三笘薫。

当初はレギュラーではなかったものの、冬に行われたカタールW杯あたりを皮切りにブライトンの中心選手に成長し、すぐさま欠かせない存在となった。

それもあって数多くのクラブから関心を受けたと言われるが、先日ブライトンと契約延長することを決断している。

ブライトンはその後、三笘薫がこの1年で残してきた実績の数々をこう振り返っている。

「三笘薫はブライトンと2027年夏までの契約延長にサインした。2017-18シーズンのパスカル・グロス以来、ブライトンにとっては最高の新人だった。

全大会を通して三笘薫は10得点7アシストを記録した。そのうち7ゴールはプレミアリーグでのもので、日本人選手のシーズン最多記録でもあった。岡崎慎司、そして香川真司を上回るものだった。

しかしながら彼を際立たせているのはゴールの量ではなく重要性である。これまで決めてきた12ゴールの中、リーグカップではアウェイのアーセナル戦やホームでのリヴァプール戦が決勝点となった。そしてプレミアリーグではボーンマス戦の2回が決勝点だ。さらに、12ゴール中7ゴールが先制点だった。

今季はさらにウォルヴァーハンプトン戦でスラロームドリブルから逃げ切ってゴールを決め、プレミアリーグ月間最優秀得点に選ばれた。そしてプレミアリーグ月間MVPを獲得した初の日本人選手となった。

とはいえ、彼の強みはゴールよりもボールの運びである。昨季は時速34kmを超えるスピードを記録し、スプリント数もエストゥピニャンに次ぐものだった。

相手ペナルティエリア内でのチャレンジ数ではリーグ3位で、ラッシュフォードとモハメド・サラーに次ぐものだった。さらにそこからのシュートとラストパス数をあわせた数はリーグ最多だった。

デ・ゼルビ監督の就任以来、三笘薫はブライトンの全ドリブル数の23.3%を占めており、10ヤード以上の持ち上がりも14.3%を記録した。誰よりもドリブルを多く、持ち上がりを多く成功させている。

結局のところ、三笘薫の攻撃に関する広範な影響については、数字が雄弁に物語るものがある。

昨季の開幕以来、先発に三笘薫がいる場合といない場合の成績を比較する。すると三笘薫が先発した場合の方が6%ポゼッション率が高く、勝率は13%高く、シュート数は平均4本多く、敵陣でのパス成功率は5%高い。

デ・ゼルビ監督は新契約を結んだ際に「カオルは我々のトッププレーヤーだ」と語った。それは統計が正しいことを示している」

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このところはプレミアリーグでも屈指のスターと言われるようになった三笘薫。今後の活躍も期待したいところだ。

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