12月3日に行われたアルテリーヴォ和歌山のファン感謝デー。関西サッカーリーグのレジェンドともいえるあの選手が、現役引退の決断をサポーターに報告した。

今季関西サッカーリーグを優勝し、悲願のJFL昇格まであと一歩まで進んだアルテリーヴォ。ただ地域サッカーチャンピオンズリーグでは徳島ラウンドで3位となり、またも目標を達成できず。

チャンピオンでありながらも次のステージへと進むことができない、非常に悔しさがあふれるシーズンとなった。

そんなアルテリーヴォ和歌山が、12月3日に河南総合体育館で今シーズンの締めくくりとなる「ファン感謝デー」を開催。多くのサポーターが集まり、選手との交流を楽しんでいた。

そして、その中で最も注目を集めたのはアルテリーヴォ和歌山で10年間を過ごしてきた「生ける伝説」大北啓介選手。

長くレギュラーとしてピッチ内で活躍してきた関西リーグのレジェンドは、このファン感謝デーを前に突如現役引退を表明。スタッフに転身することを決断していた。

まだサッカー選手としても十分に活躍できるにもかかわらず、突如スパイクを脱ぐことになったのはなぜなのか。イベント後の大北啓介選手に直撃した。

大北啓介

「今キャリアを振り返るとあっという間でした。高校から和歌山に来て(近畿大学附属和歌山高校の出身)、大学は近畿大学に行って、卒業してからアルテリーヴォに加入してもう10年。

まさか10年もサッカーをするとは僕も思っていませんでした。怪我をしたり、試合に出られなかったり、優勝したのにJFLヘ上がれなかったり、そういうものを繰り返していきました。苦しいこともいっぱいある中で続けてこられたのは、いろいろな方の支えがあってことだと。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

(今季選手としてフル稼働する中で、『スタッフに転身することを決断した』と話していました。具体的にそこで感じたこととは?)

今シーズンだけにかかわらず、僕は試合に出してもらうことが多かったです。そして自分の中でもまだやれるという気持ちもあります。

ただ地域サッカーチャンピオンズリーグを経験して、昇格するためにはもっと(クラブの)全てを高めていかなければいけないと。

僕もそれを(ピッチで)担える一人ではあると思うんですが、自分はそこを離れて、チームの成長を支えて、運営や強化の側に入るのが今この段階ではいいのではないかと思い、引退することにしました…(続きは動画の中で)」

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なお、動画では来季もアルテリーヴォ和歌山を指揮することになった海津英志監督に、その補強のプランや新しいキャプテンの指名なども伺っているぞ。

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