6月に日本代表と親善試合を行ったチュニジア。今ワールドカップではグループDに入り、フランス、オーストラリア、デンマークと対戦する予定だ。

ただ、『BBC』によれば、チュニジア代表は今大会から追放される危険性があるという。

FIFAは同国政府がサッカーへの政治的介入をした場合には大会から除外する可能性があると警告した。

FIFAに加盟する連盟・協会は政治的介入を受けてはいけないことになっている。だが、チュニジアの青年・スポーツ大臣は、連盟事務局を解体する可能性について繰り返し言及。FIFAは、この発言がチュニジアサッカー連盟(FTF)の運営への干渉に当たりかねないと見ている。

よって、FIFAは「第三者からの不当な影響を受けることなく、独立して業務を遂行する法的義務がある。これらの義務に従わない場合、FIFAの規則に基づき、該当する連盟・協会の活動停止を含めた罰則が科される可能性がある」との書簡をFTFに送付。そのうえで、FIFAはFTFに対して金曜までに見解を示すように求めている。

チュニジアのスポーツジャーナリストは「FIFAが懸念しているのはひとつの発言ではなく、多数のもの。この数か月でスポーツ大臣はFTFに対して、国内リーグの延期や試合日の見なしを要求してきた。また、彼はチュニジアの法律ではスポーツ省が連盟を解散させる権限があるともほのめかした。FTFはそれを脅しと見なした。絶え間ないハラスメントについては干渉として見ており、FIFAが言及しているものだ」と述べている。

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最悪の場合、FIFAはチュニジア代表や同国のクラブチームを国際大会から除外する可能性がある。FIFAは今年に入り、サッカーへの政治的介入を理由にケニアとジンバブエを資格停止処分にしている。