先日大きな話題になった、デンマーク代表の新しいユニフォーム。

ワールドカップが開催されるカタールの人権問題に対して抗議の意を示すために作られたデザインであると表明されており、しかもサードキットはスタジアム建設工事で亡くなった数千人の労働者に対する追悼を示したオールブラックのカラーとなっていた。

サプライヤーのhummelがこの意匠についてInstagramで説明を行ったことにより、世界的に大きなニュースとなっていた。

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しかしながら、そのhummelの声明に対し、カタールのワールドカップ組織最高委員会が「反論」を行ったとのこと。

カタールワールドカップ組織最高委員会

「我々は労働者の権利を保護し、生活条件の改善を保証する法律を制定するよう、労働システムの大幅な改革を行うべくカタール政府と熱心に協力してきた。

我々は、このワールドカップが何千人もの命を奪ったというhummelの主張に異議を唱えなければならない。

ワールドカップのスタジアムやその他の大会のインフラを建設した3万人以上の労働者の健康や安全を守るという、我々の真なる責任を矮小化する試みに対し、同意することはできない。

あらゆる国と同じように、これらの問題の進展はゴールのない旅であり、カタールはそれに傾倒している」

なお『Daily Mail』によれば、カタールワールドカップ組織最高委員会は「hummelの声明は偽善的なマーケティング」と見做しているとのこと。

その理由は、hummelのユニフォームやアパレルの生産の多くは中国に依存しており、そちらの人権問題には何も口を出していないためであるそう。

なお、hummelの衣料品についてはその30.5%が中国で販売されているとのことだ。