中国超級リーグの広州FCでプレーしているブラジル人FWリカルド・グラールは、今シーズン限りでフリーエージェントになるようだ。
リカルド・グラールは1991年生まれの30歳。ゴイアスやクルゼイロで活躍し、2014年にはブラジル代表に出場したこともあるストライカーだ。
2015年には中国の広州恒大(当時)へと移籍金21億円で移籍し、エウケソンらとともに得点を量産。3度の国内リーグ制覇、1度のAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。
2019年にはパウメイラス、2020年には河北華夏幸福へとローン移籍していたが、今年は広州FCへと復帰している。
ただ、彼は中国への帰化を行いながら代表入りの権利を認められず、ワールドカップへの夢は叶わなかった。
しかも広州FCは親会社の恒大集団が巨額の負債を抱えて倒産の危機に貧しているため、今季限りで解散する可能性が高いと言われている。
『Globo』によれば、それもあってリカルド・グラールはすでに契約を終了することを決定しており、12月末でフリーエージェントになるとのこと。
彼のプライオリティはブラジルリーグに復帰して活躍を続けることだそうだが、広州で171試合111ゴールを決めたストライカーには多くの注目が集まるはずだ。
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