東京五輪で活躍した林大地が早くも海外へ行く。
J1のサガン鳥栖は8日、林がシント=トロイデン(ベルギー)に完全移籍することで基本合意に達したと発表した。シント=トロイデン側からも発表されている。
林は1997年生まれの24歳。大阪体育大から昨年鳥栖に加入し1年目から31試合9ゴールという結果を残すと、今年に入ってU-24日本代表入り。これが年代別を通して初の代表だった。
東京五輪本大会は当初バックアップメンバーだったが、コロナ禍により枠が拡大されたため急遽メンバーに。コンディション不良の上田綺世に代わって1トップを務め、闘志溢れるプレーで5試合に出場した。
鳥栖の公式サイトには、林の言葉が紹介されている。
「この度、ベルギーリーグのシントトロイデンへ移籍することになりました。
シーズン途中にもかかわらず、自分の想いを尊重し背中を押して送り出してくれたサガン鳥栖には感謝の気持ちしかありません。このクラブでプロのキャリアをスタートし、日々多くのことを学び、監督、選手をはじめ、かけがえのない仲間たちと共に戦えたこと、沢山のファン、サポーターの皆さまに温かく見守り、時には厳しく応援頂き、本当にプロサッカー選手として刺激のある毎日を過ごすことが出来ました。
2年という短い期間でしたが、本当にありがとうございました! 海外初挑戦となるので、厳しい戦いが待っていると思いますが、オリンピックの悔しさもバネにして自分らしく全力でプレーし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります! 引き続き応援よろしくお願いします!」
林は今後、現地でのメディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定となっている。