南野拓実や奥川雅也ら日本人選手たちもプレーしてきたレッドブル・ザルツブルク。

2021年は日本では丑年にあたるということで、市場価値を参考にザルツブルクでプレーしたことがある選手でベストイレブンを組んでみた(現役のみで3-4-3システム)。

GK:ペーテル・グラーチ(現RBライプツィヒ)

ザルツブルク在籍期間:2013~2015

いまやブンデス屈指の守護神になったハンガリー代表GK。

コーディネーションやレスポンスは優秀で、1vs1や絶対絶命の局面でも落ち着いた対応でシュートを防ぐ。常に冷静な対応ができるメンタル面も武器。

青田買いされたリヴァプールではレンタル続きで1試合も出場することはできず。だが、ザルツブルクへのフリー移籍が大成功になり、ライプツィヒに引き抜かれた。

DF:ドゥエ・チャレタ=ツァル(現マルセイユ)

ザルツブルク在籍期間:2015~2018

190cmを超える体躯を持つクロアチア代表DF。足元も備えた万能タイプのセンターバックだ。

レッドブル・ザルツブルクでは南野拓実とも同僚だった。左から右奥へ通す圧巻のロングフィードも武器としており、酒井宏樹へ素晴らしいボールを提供することも。

DF:マルティン・ヒンターエッガー(現フランクフルト)

ザルツブルク在籍期間:2010~2016

長谷部誠を敬愛するオーストリア代表DF。ザルツブルクで育成され、トップチームでブレイクを果たす。

左足から精度の高いボールを供給することができ、鎌田大地とのホットラインも話題になった。

なお、現在はCBが主戦場だが、もとはスピードや運動量、ミドルシュートも兼ね備えた万能型の守備的ユーティリティーだった。

DF:ダヨ・ウパメカノ(現RBライプツィヒ)

ザルツブルク在籍期間:2015~2017

ギニア=ビサウにもルーツを持つフランス代表DF。

ヴァランシエンヌ時代からフランスのユース代表として活躍しており、当時から列強クラブが狙っていたが、引き抜いたのはザルツブルクだった。

強さ、スピード、技術を兼ね備えたスーパーなセンターバックとして大きな期待を寄せられている。