先日までUAEで開催されていたAFCアジアカップ。日本を破ったカタールが初優勝を遂げた。

2022年にワールドカップ開催を控えるカタールだが、UAEやサウジアラビアなど一部の中東諸国と断交状態にある。

そうした中、英紙『Guardian』は「カタール代表のユニフォームを着た英国人男性がUAE国内で逮捕され拘束された」と伝えた。

ウルヴァーハンプトン在住でアーセナルファンだという26歳のアリ・イッサ・アハマドさんは、1月に休暇のためにUAEを訪れたそう。

そして、1月22日に行われたアジアカップの決勝トーナメント1回戦カタール対イラク戦のチケットを手に入れた彼は、試合日にカタール代表のユニフォームを着用。

ただ、UAEでそれをやった場合、多額の罰金と長期拘禁を科される処罰の対象になることを知らなかった。友人によれば、最初に逮捕された後に警察当局に虚偽の主張をしたとして拘束されているようだ。

この件についてUAE大使館は逮捕の状況を調査しているとしており、イギリスのFCO(外務英連邦省)も支援を申し出ているという。UAEへの渡航者に対して、FCOは以下のような注意喚起をしている。

外務英連邦省

「2017年6月7日、UAE当局はSNS上などにおいてカタールへのシンパシーを示すことは犯罪だと発表した。

犯罪者は投獄され、相当額の罰金を科される可能性がある。

(渡航者は)常に地元の伝統、習慣、法律、宗教を尊重するべきだ。

UKでは違法にならないかもしれないことをやると重大な刑罰を受けることになりえる」

なお、アハマドさんは1月31日に電話を1度かけることを許可され、友人にこの件を伝えることができたそう。