ワールドカップ・ロシア大会の優勝候補アルゼンチン代表が予期せぬアクシデントに巻き込まれてしまったようだ。

『Globo』など各メディアは5日、9日に予定されていたアルゼンチン代表とイスラエル代表の親善試合が中止になったと伝えている。

試合はエルサレムでの開催が予定されていたが、イスラエルと政治的な問題を抱えるパレスチナがこれに反発。自治政府やサッカー協会らは「イスラエルが占領する地で(建国70周年を祝う)試合を行うことは、われわれに対する侮辱である」と主張し、中止を要求した。

開催が近付くにつれデモも発生し、アルゼンチン代表が合宿するスペイン・バルセロナの練習場には血染めのユニフォームを持って現れた者もいたのだという。

アルゼンチンの選手は当日スタジアム内での混乱、身の危険などを理由として渡航に難色を示し、サッカー協会がこれを了承したことで中止になったようだ。

イスラエルとパレスチナの宗教対立は根深く、イスラエルが建国70年を迎えた今年、アメリカのドナルド・トランプ大統領が在イスラエル米大使館をエルサレムに移転したことでさらに関係が悪化していた。

なお、アルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリ監督は、代替としてバルセロナで別の試合が行えるように要求しているとのこと。