17日、『Daily Mail』は「イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、AFCウィンブルドンからキングスメドウ・スタジアムの借用権を購入することに近づいている」と報じた。

以前からこの交渉については明らかになっていたが、今回ウィンブルドン側の筆頭株主であるドンズ・トラスト(サポーターグループ)が投票を実行し、その結果売却に有利な結論が出たという。

AFCウィンブルドンは、かつて存在していたウィンブルドンFCの移転によって空白となった地域にサポーター達が設立したクラブとして知られている。

彼らが2003年にキングストニアンというアマチュアクラブから借用したのがこのキングスメドウ・スタジアムであり、4850人(座席は2265席)を収容できる規模になっている。

AFCウィンブルドンがなぜこれを売らなければならないのか? 借用権がまだ残っているにもかかわらずである。

その理由は、かつてのウィンブルドンFCのファンであった経営陣は、1998年以前に使用していたプラーフ・レーンに戻りたいという希望があるからであるという。

プラーフ・レーンは2002年に取り壊されているのだが、クラブはその土地に新しいスタジアムを建設するという計画を進めている。

そして、その建設を進めるために必要なのが資金であり、このキングスメドウ・スタジアムの借用権を売却することによってそれを調達するという算段なのである。

一方、チェルシーがなぜこれを購入するのかという点については、ユースチーム、そして大儀見優季が以前所属していたことでも知られるレディースチームのホームスタジアムとして使うという計画があるからである。

交渉についてはまだ何も決まったわけではないが、ドンズ・トラストがこの決議案を採択したということは、大筋では合意にかなり近づいていることは間違いない。