1月30日、『Reuters』は「ポルトガルの大物代理人ジョルジュ・メンデス氏は、FIFAとUEFAが制定したルールはサッカーを殺すものだと話した」と報じた。
UEFAが制定したファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)は、各クラブの収入と支出のバランスを管理しようというもので、昨年はマンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンがそれに違反したとして処罰を受けている。
そして昨年末にはFIFAが選手の保有権を第三者が所有する(TPO)ことを禁止する方針を定めた。主に南米などでは選手の権利を銀行や投資会社が買い取り、各クラブに貸し出すというビジネスを行っている。これは資金のないクラブにとっては安く有望な選手を獲得できる反面、売却益が落ちるという功罪がある。
クリスティアーノ・ロナウドやラダメル・ファルカオ、ハメス・ロドリゲス、ジョゼ・モウリーニョ監督などの代理人を務めているジョルジュ・メンデス氏は、これらのルールについて「サッカーを殺すものだ」と痛烈に批判した。
ジョルジュ・メンデス代理人
「これは違法だ。完全に違法だ。
ほとんどの人は、何について彼らが話しているかを知らない。誰も、より良い仕事を求めて選手が来るのを止められる権利は持っていない。奴らはそれをしている。止めるべきだ。これは合法ではない」