━━それからお二人は地域リーグでプレーすることになるわけですが、このカテゴリーで得た最も大きなものはなんでしたか?

岩政
一言で言うと、「経験」ですかね。

色々な立場の人間がいて、それぞれの立場を尊重しながら同じ方向を向いていくという難しさはここでしかできない体験だったと思います。プロであれば、クラブの契約などもあって、否が応でもその向きは決められてしまいますから。

なので、「選手たちが自発的にこの方向に向かせるにはどうしたらいいのか」を常に考えながらの日々でしたね。練習メニューを考える時も選手に声を掛ける時も。

でもそれが非常に難しくて、今考えてみると、面白い経験でした。

能登
今年に関して言うと、「悔しい思いがある」というのは前提として、大樹さんたちとプレーできたことは大きかったと感じています。

これはもう少し時間が経ってから改めてわかることだと思いますが、やはり、サッカー選手にとって、誰とプレーしてきたかは大きいと思うんですよね。

ちなみに、大樹さんは来年からどういう動きをしていくんですか?

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岩政
もう既に動いているものも多いからそれを続けつつで、土日に時間が空くようになったからそこで解説やったり、イベントやったりになるのかな。だから、この空いた時間にどんな仕事で埋まるのかなと待っている部分はある。

でも、自分発信でやっていきたいこともあって、これからメルマガ『PITCH LEVEL ラボ』も始めるし、その辺のバランスを見ながら、この一年でどうしていこうかを見極める感じになると思うね。